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花火を撮ろう! 花火撮影講座
 ■ 花火撮影 応用編
4 実際に撮ってみよう   5 こんなアングルも面白い! 6 撮った写真を投稿しよう!
 4 実際に撮ってみよう
 実際の撮影はどのように行なうのでしょう?
多くの専門書などで詳しく書かれている事はありますが、ここでは誰もが簡単に撮る事が出来る方法で説明していきますね。
撮影直前のカメラの設定ですが、

1、感度は100に(カメラによっては200、そのカメラで出来る最低感度に設定します)
2、絞りは8〜11に (距離によって変わるので、モニターで確認をしつつ設定してみてください)
3、シャッター速度はB(バルブ)に
4、ピントは遠くの街の明りに合わせた後、AF→MFに切り替えておく

この4点に絞って撮影をしてみましょう。
<基本形・横>

上記の4項目の条件で撮影していますが、
シャッターは8秒間だけ開けています。

この撮影の前に数発打ち上がっているのですが、その時にファインダーをのぞきながら花火の大きさや位置をあらかじめ確認しておきます。
スターマインのように連続して打ち上げる花火を撮る場合には有効な方法といえるでしょう。
シャッターを切るタイミングですが、打ちあがったと思った瞬間に切るようにしてみて下さい。結果的に炸裂した瞬間の光点、いわゆる「星」が光の輪の中心に写り込む事によって雰囲気のある花火写真を撮る事が出来るのです。
<基本形・縦>

今度は画面を縦にして撮影してみました。
撮影条件は横で撮った時と同じです。左右の写真どちらも8秒間シャッターを開けていますが、右の写真は打ち上げ数が多かったせいか、ピンク色の花火が重なりすぎてしまったようです。
この場合は5秒くらいでも良かったかもしれませんね。

シャッター速度をバルブに設定したのは、自分自身である程度判断をしやすくする為なんですね。
玉数が少ないな、と思ったら10秒、逆にあまりにも連続で打ち上げているな、と思ったら4秒、といった具合にレリーズを押している時間の調整が簡単に出来るのがバルブの特徴です。

最終判断は液晶モニターで確認しながら各自お好みに合わせて調整してみてください。
<失敗例>

ここの2つの失敗例を示しておきましょう。

左の作例ですが、花火の種類を把握せずに撮ってしまうとご覧のように味気ない写真になってしまいます。
スターマインや尺玉のように炸裂したあとで円形に広がる花火であれば綺麗な光跡に写し込む事ができるのですが、そうでないとこのように中途半端な写りになってしまうのです。

右の作例は露光時間が長すぎたために全体が白っぽくなってしまい、さらに加えて煙までが写り込んでしまいました。
たくさんの花火を一つの画面内に取り込もう、という気持ちはどうしても出てきてしまうのですが、ここはやはり一歩引いた考えで撮影に臨みたいところですね。
 5 こんなアングルも面白い!
 それでは基本形を押さえたところで、プラスワンの撮り方を伝授してこの講座を締めくくりたいと思います。
これまで花火写真といえば4章でご覧いただいたようなスタイルが一般的でした。もっとも綺麗な画面構成ではありますが、あまりにもまとまりすぎてしまい、面白みという点では今ひとつであるような気がします。
そこで花火のアップを撮ってみよう、という方も多いのですが、成功率が低くかなり難しいテクニックを要するのでここでは省略いたします。
逆に誰もが撮る事ができる、一歩引いたアングルというのをここでご紹介しましょう。
<魚眼レンズによる作例>

ワイド系のレンズ(ここでは魚眼レンズ)を用いることによって、付近一帯のギャラリーを一緒に入れる事により臨場感あふれる写真が出来あがりました。
花火そのものは小さく写っているのですが、会場内の雰囲気がダイレクトに伝わる作品となります。
<広角レンズによる作例>

こちらは広角レンズを用いての作例です。
地上から吹き上げる花火やナイアガラのような高さを必要としないアングルにおいては、このようにギャラリーを入れて撮ってみると雰囲気のある写真を撮る事ができます。
この作例写真はかなりの時間シャッターを開けたので、花火が真っ白になってしまいました…(^^ゞ
<打ち上げ発射台を狙ってみる>

花火を打ち上げている発射台の写真はあまり目にしませんよね?
もし自分の撮影ポジションから発射台が見えるようであれば、せっかくだから撮っておきましょう。
望遠レンズを使って発射台付近をアップで狙ってみたのですが、まるで巨大ドラゴン(花火)のようで迫力満点です!
<こんな撮り方も…>

この写真は東京湾大華火祭の時にお台場にて撮影したものです。
花火を打ち上げる場所が晴海埠頭という事だったので、もしかしたら自由の女神と組み合わせる事が出来るのではないか?と思い、昼間のうちからロケハンを行ないました。
号砲が上がるたびに打ち上げ位置を確認しつつ、撮影ポイントを徐々に絞っていきました。
結果的にはほぼOKというところでしょうか?欲を言えばもう少しだけ撮影位置が右にずれていれば良かったかもしれませんね。

このように花火撮影においては各自の発想のもと、さまざまな作品を創り出すことが出来ます。
デジタル一眼レフという最強の武器を持って、あなたも会場に出向いてみませんか?
 6 撮った写真を投稿しよう!
みなさんは夜景壁紙.COMという夜景壁紙専用のサイトをご存じでしょうか?
日本全国の夜景ファンから投稿された作品が網羅されており、自分の好きな壁紙をダウンロードして自由に使う事ができるサイトです。
ここには季節になると花火大会専用の作品投稿部門が設けられますので、自分たちが撮った自慢の花火写真を投稿してぜひ全国の夜景ファンの方に見て頂きましょう!
投稿の手順や壁紙の作り方に関してはとても親切に解説されているので安心です!
私自身もお世話になっているサイトでもある夜景壁紙.COM、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね!
今回の撮影ロケでお世話になった花火大会
・調布花火大会
・せいせき多摩川花火大会(旧称:関戸橋花火大会)
・東京湾大華火祭
いかがだったでしょうか?これでもう花火撮影は怖くないですよねっ!ご不明な点やこれだけは教えて欲しいといったご要望がございましたら、トップページのお問い合わせよりご連絡を頂ければ個別にお答えいたします。また掲示板へ書きこんでいただいても結構ですので、ぜひお寄せくださいね。お待ちしております!
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