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夜景撮影時の感度設定はいくつにすれば良いか?実例を見ながらその違いを検証してみる

感度による画質の違いを見る

感度(ISO)100
感度100
13秒 絞り f8
感度200
6秒 絞り f8
感度(ISO)400
感度400
3.2秒 絞り f8
感度(ISO)1600
感度800
1.6秒 絞り f8
感度(ISO)1600
感度1600
0.8秒 絞り f8
 ■ 感度による画質の違い
 夜景を撮影する場合、カメラの感度設定はどれくらいにセットすれば良いのでしょう?一般的に感度が高いほど暗い場所でも良く写ると思われがちですが、果たして実際は…?
 感度を高く設定しておけばそれだけ早いシャッター速度が得られるので手持ち撮影には有利かもしれません。夜景撮影において手持ち撮影を行うケースとしてはイルミネーション撮影が挙げられます。多くの人ごみの中で三脚を立てる事は周りの迷惑になるばかりか、怪我や事故のもととなる場合もあります。主催者によっては三脚禁止令が出される事も珍しくありません。
 では通常の夜景撮影ではどうでしょう?一般的にはまず三脚を使ってじっくりと撮影を行う事が前提となりますね。
 今回は感度の違いが写真にどのような影響を与えるのかを検証してみる事にしましょう。

 デジタルカメラの場合、感度を上げる事によってノイズ(暗部ノイズ)というものが目立ってきます。ちょうどフィルムで例えるならば粒子のようなものといえば理解しやすいかと思います。
 ノイズは感度400まではわりと目立ちにくいのですが、感度800を超えると暗部においてノイズがはっきりと見えてきます。
 少しでも高画質で夜景写真を記録しておくためにも出来るかぎり低い感度設定にして撮る事をお勧めいたします。低感度の場合、露光時間はどうしても長くなりますが、その副産物として車のライトなどの光跡を長く写し込む事ができます。長い光跡は夜景写真全体の雰囲気を高めてくれるので低感度撮影による効果は大きいといえるでしょう。左の5枚の写真の右下の道路部分をご覧いただければその違いがわかるかと思います。

 余談ですが、デジタルカメラにはフィルムのような相反則不規という現象は起こりません。感度を上げても実効感度が下がる事は無いので、そのまま露出倍数の計算が成り立ちます。
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 下の写真は感度よる写り方の違いの違いの作例です。左の写真の中央奥部分を大きくトリミングしているのですが、感度設定によってここまで画質が変わってきます。
 なおこの作例はあくまで夜景撮影においてのものであって、日中の撮影ではここまで顕著に差が出るわけではありませんので予めご了承ください。
(全コマともノイズリダクションをONの状態で撮影しています)
感度100
このカメラでの最低感度になります。暗部ノイズもほとんど目立たず滑らかな画質の夜景写真となっているので大伸ばしにも十分絶えられます。
感度200
感度100とほとんど変わらない綺麗な画質を維持しています。少しでも露光時間を短縮したい強い風の日などに有効かもしれません。
感度400
このあたりから少しずつ暗部ノイズが目立ち始めてきますが、この拡大率としては十分に健闘しているといえるでしょう。
感度800
ノイズがかなり目立ってきました。日中撮影では目立たないノイズも夜になればご覧の通り…
夜景写真としてはかなり厳しい仕上がりです。
感度1600
ここまでくるとノイズそのものが画面全体にはっきりと見えてきます。
天体撮影では重宝されるみたいですが夜景撮影では使いたくない感度ですねぇ…
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