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| 1・夜景撮影に挑戦しよう 2・機材を準備しよう 3・カメラを確認しよう 4・実際に撮ってみよう 5・記念写真を撮ろう | |
| 1 夜景写真に挑戦しよう | |
| たいていの人は夜景を見た時に「きれい、美しい」と思うことでしょう。 夜景は建物の窓明かり、街灯、ビルなどのネオンサイン、車や電車の動く光など、光の一粒一粒がまとまって 一つの大きなスクリーンを構成して私たちの視界に飛び込んできます。 夜景を見る事によって、ある人は心を癒され、またある人は静かに物思いにふける… 様々な思いが交錯していく中で目の前にある光の帯は輝き続けています。 これだけきれいな夜景を見たのにそのまま帰ってしまうのは実にもったいない事ですよね? せっかくですから目の前にある夜景を写真に撮って自分の物にして持ち帰りましょう!というのが この「夜景撮影講座」の目的なのです。 でも「夜景の撮影って難しくない?」とか「今まで綺麗に撮れたためしがない」って思われる方は少なくないでしょう。 でもご安心ください、ちょっとした基本さえ押さえてしまえば誰にでも簡単にきれいな夜景写真を撮ることが 出来るようになるんです! 私、Makotoがこれまでの経験も含めて一歩一歩段階をおいて解説していきますので楽しく学んでいきましょう。 それでも「ここがわからない」という事があれば、いつでも下記においてメールでの受け付けをしておりますので、 お気軽にご連絡をいただけたらと思います。 それではさっそく始めてみましょう。 |
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| 2 機材を準備しよう | ||
| 夜景の写真を撮るのにあたり、いわゆる「夜景専用」という特別な機材はありません。ふつうに市販されている カメラで十分に綺麗に写すことが出来るんです。まずは必要最低限の機材をご紹介しましょう。 |
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<デジタルコンパクトカメラ> デジタルコンパクトカメラ、いわゆるデジカメでは綺麗な夜景写真を撮れないのではないか?と思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?カメラの機能としてセルフタイマーやフラッシュの発光禁止モード、夜景記念写真モードの類が搭載されている機種であれば、三脚などの固定具を使用することによって綺麗な夜景を写す事が出来ます。 現在市販されているほとんどのデジカメに上記のモードが搭載されているので、まずは大丈夫といえるでしょう。 |
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<三 脚> 夜景撮影は三脚を使用するのとしないのとでは結果が大きく変わってきます。よく「荷物になる、重い、面倒くさい」などといった理由で敬遠する方がいらっしゃいますが、シャープな夜景写真を撮るには三脚は極めて重要なアイテムといえるでしょう。 手のひらサイズのデジカメなら小型の三脚で十分ですが、テーブル三脚と呼ばれる縮長20cmクラスの物は避けておくべきでしょう。ちょっとした風によって三脚が倒れてしまいカメラを破損しかねませんので… |
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<メディア (メモリーカード)> メディアは撮影をした画像を記録しておくためのメモリーカードです。従来のカメラでいうところのフィルムにあたります。カメラによってそれぞれ決まった種類のカードを使用するので購入時に店員さんに確認してもらうのが良いでしょう。 メディアには容量というものがあって、それぞれ128MB、256MBなどといった数字が書かれています。この数字が大きければ大きいほど、たくさんの画像を記録する事が出来ます。最近のデジカメは700万画素クラスも出てきており、画像1枚あたりの容量がかなり大きくなってしまいます。旅行などで使う事を想定して512MB、余裕があれば1Gあたりを購入しておいた方がベターかもしれませんね。 |
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| 3 カメラを確認しよう | ||
| 夜景撮影における最低限の機材は2項でご案内いたしましたが、ここでは実際の撮影に入る前の段階、夜景撮影を行なうためのカメラのモードを確認しておくことにしましょう。 | ||
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<1・三脚取り付け用のネジ穴> 撮影はまずカメラを三脚に固定するところから始まります。お使いのカメラの底部にご覧のような取り付け用のネジ穴(矢印部分)はあるでしょうか? ファインダーやモニターを見て、写る範囲を確認しながら三脚にセットしてみましょう。 もしお使いのカメラに取り付け用のネジ穴が無いという場合には、カメラをお手持ちのバッグなどの上に乗せて撮影する方法もありますが、万が一の落下に備えてストラップだけは手で持っていた方が安全かもしれませんね。 |
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<2・セルフタイマー> お手持ちのカメラにセルフタイマー(左写真にある時計のようなマーク)は付いているでしょうか?もしくはリモコンでも大丈夫です。 なぜセルフタイマーなの?って疑問に思われる事と思います。 夜景の撮影は少しでも多くの光を取り込むためにシャッターが開いている時間が長くなるような設定を選んでいます。指でシャッターを押した瞬間のわずかな振動がカメラに伝わってしまうと「ブレ」の原因になってしまいますよね?セルフタイマーを使用すればシャッターを押してもすぐには切れずに2秒後とか10秒後に切れるのでブレの影響を受ける事なく撮影が出来るというわけなんです。 | |
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<3・フラッシュ発光禁止モード> カメラにフラッシュのモード切り替えは付いているでしょうか?通常はオートなので「A」という文字が画面に出ているかと思われます(機種によっては何も表示が出ないかもしれません) フラッシュのマークが付いたボタンを数回押すと赤矢印のようにフラッシュマークに斜線を付けた表示が出るかと思います。 これが発光禁止モードですね。どのような状況下においてもフラッシュは光りません。 余談ですが、フラッシュ発光禁止マークの左にある「セルフタイマー2」のマークは「2秒セルフタイマー」を表しています。 |
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<4・長秒時(長時間)撮影モード> 上記の「全自動オート+フラッシュ発光禁止モード」だけでも綺麗に写す事が出来ますが、もしお手持ちのデジカメに「長秒時(長時間)撮影モード」(左写真)が搭載されているようでしたら、ぜひ使ってみましょう。 このモードは通常の全自動モードと違って、任意にシャッター速度を決める事ができます。(機種にもよりますが最長10秒位まで) 左の写真では2秒になっています。 都市夜景など光量が十分にある夜景撮影においては全自動オートでも綺麗に撮れますが、郊外の公園から望む夜景のように光量が少なめの場合に長秒時撮影モードが威力を発揮します。設定時間を4秒、6秒、8秒という具合に時間を変えて撮ってみると、どれがちょうど良いのかが判断しやすいと思います。 |
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| 4 実際に撮ってみよう | ||
| さぁ、それでは実際に撮影をしてみましょう!基本の設定だけは忘れないでくださいね、「セルフタイマー、フラッシュの発光禁止、(長秒時モード)」ですね!ここでは3種類のサンプル画像を用意いたしました。設定によってどれくらい仕上りが変わるのか?判断材料にしてみてください。 ここでの撮影機材はキヤノンのIXY DIGITAL 400を使用しております。 | ||
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<全自動モード> いわゆる全自動モードで撮影しています。フラッシュもオートなので当然の事ながらこの時は発光しているのですが、被写体までの距離があるために光が届いておらず、ご覧のように何が写っているのかが判らない写真になってしまいました。景色の中の一番明るい部分だけが「点」として写っています。 デジカメをお持ちの方で「綺麗に撮れない」という方のほとんどが全自動モードで撮影をされたのではないかと思っています。 |
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<全自動モード(フラッシュ発光禁止)> 今度はフラッシュのモードを「発光禁止」に変えてみました。するとどうでしょう?さっきまでとはうって変わって「夜景写真」になりましたね。モード1つ変えるだけで、これだけ変わってしまうのですから驚きですよね! | |
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<長秒時(長時間)モード 2秒> さらに長秒時モードにセットして、シャッター速度は1.3秒、2秒、3.2秒と3コマ撮影をしてみました。その中から一番明るさのバランスがとれていたのがこちらの2秒のコマです。1.3秒だと上にある全自動+フラッシュ発光禁止とほとんど変わらない明るさでした。3.2秒だと逆に明るすぎて夜景というイメージではありませんでした。 このように長秒時モードではシャッター速度を任意に変えながら撮影をする事が出来ます。これは一眼レフの感覚に近いものがありますね。 |
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| 5 記念写真を撮ろう | ||
| それでは最後に記念写真を撮ってみましょう。せっかく綺麗な夜景があるのに記念写真を撮らない手はありませんからね。 では、始める前にひとつだけお手持ちのカメラの確認をしておきましょう。 |
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夜景ポートレートモードはありますか? 三脚へのセットが済んだところで、次にカメラの撮影モードをセットいたします。 まずは一番簡単な「夜景ポートレートモード」を使って撮影してみましょう。たいていのカメラには左写真のような絵のモードが付いていると思われます。人物と星(月)のイラストが書かれているモードです。 このモードにする事によって、夜景をバックにした綺麗な記念写真を撮る事が出来ます。 (写真はデジタル一眼レフ Canon EOS 20D のモードダイヤルです) |
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ちなみにデジタルコンパクトカメラの場合は、カメラ本体に夜景ポートレートモードのマークが印刷されていない場合が多いので、フラッシュモードのスイッチ(稲妻のようなマーク)を押していくと、ご覧のようなマークがモニター上に表示される機種が多いようですね。 (写真は Canon IXY400 のモニターです) |
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| さあ、準備は整いました。さっそく撮影をしてみましょう。 どうでした?上手く撮る事は出来ましたか?順調にいけば下の画像Aのような写真が撮れたかと思います。 被写体と背後にある夜景とのバランスがちょうど良く写っています。 参考までに、よくある失敗例も合わせて表示しておきましょう。1度や2度の失敗もあるかとは思いますが、「失敗は成功のもと」、 数をこなしていくうちにだんだんとコツがつかめてくると思います。(カメラの癖なども含めて) 撮った画像がもし失敗していたとしても、すぐに撮り直しが出来るのがデジカメのメリットですから納得いくまで撮っちゃいましょう! 大切な彼女(彼氏)との記念写真、綺麗に撮っていつまでも大切に残しておきたいものですからね… |
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画像 A 被写体と背景のバランスがとれている画像です。 見た目の夜景もこれに近い明るさだと思います。 夜景の色が若干黄緑っぽくなっているのは、フラッシュの光と背景の街の明かりの色温度の違いによるものです。 カメラはフラッシュの光の色に対してホワイトバランスを調整するために、背後の夜景が黄緑色になってしまうのです。 色温度・ホワイトバランスについては応用・発展編にて解説しますね。 |
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画像 B これはよく見かける失敗例ですね。 失敗された方のほとんどがこのタイプではないでしょうか? 「こんなはずじゃなかった!」なんていう声を聞いたりもします。 通常の全自動モードで撮影すると、このように背景が真っ暗に写ってしまいます。 これが夜景ポートレートモードとの一番の違いですね。 ちなみにレンズ付きフィルムで撮っても、ほとんどのケースではこのように写ってしまいます。夜に強いタイプもあるようですが、空に色が残っている状態であるとか、背後にライトアップされた被写体などが無い限りは難しいといえるでしょう。 |
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画像 C おやおや、これはどうした事でしょうか?透明人間になってしまいました。 この例はちょっと極端かもしれませんね。実際はここまで透明人間になる事はないと思います。 これは撮影時にシャッターが開いている間に被写体が動いてしまうと起こる現象です。夜景ポートレートモードは2、3秒程度シャッターが開いているので、その間に少しでも動いてしまうと背後の夜景と露光した被写体の映像が重なって写ってしまいます。 背景の光の量が少なければ多少動いても目立ちにくいかもしれませんね。 以上の点からも、記念写真は失敗を防ぐ意味でも何回か撮影をしておく事をお薦めいたします。(後から不要な画像は消去できますからね) |
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| いかがだったでしょうか?綺麗な夜景写真を撮るためのちょっとしたコツがご理解いただけたかと思います。これでもう今日からは大丈夫ですよね?基礎・入門編はこれにて終了となりますが、ご不明な点やこれだけは教えて欲しいといったご要望がございましたらトップページのお問い合わせよりご連絡を頂ければ個別にお答えいたします。また掲示板へ書きこんでいただいても結構ですので、ぜひお寄せくださいね。お待ちしております! | ||
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